京アニ放火事件の青葉真司容疑者が死亡した場合どうなるのか?

京アニ放火現場

7月18日に京都市伏見区で起こった「京アニ放火事件」青葉真司容疑者が、搬送された病院で依然として重篤ながらも、わずかに反応を示すようになったという。

犯行が明らかになったら極刑は免れないであろう今回の事件ですが、仮に青葉真司容疑者が死亡してしまった場合の事件の行き先はどうなるのでしょうか?




青葉真司容疑者はなぜ重篤なのか?

大やけどを負って意識不明となっているようです。
ガソリンを使っての放火だったので、気化したガソリンの予想外の爆発などで自分自身をも焼いてしまったということでしょうか。

やけどで人は死ぬのか?

深度によっては死に至ることもあります。

2013年福知山花火大会会場の露店で起こった爆発事故では、搬送時に意識があったり警察からの問いかけに答えていた人達が数日後に亡くなっています。

やけどの場合、事故直後に意識があっても徐々に容態が悪化することも多いようで、数日後に命を落とす場合もあります。

青葉真司容疑者のやけどの深度は不明ですが、未だに意識不明ということはかなりの重症であるのは間違いないでしょう。




青葉真司容疑者が死亡してしまった場合の事件の行く先

5月28日川崎市多摩区登戸で起きた「川崎殺傷事件」は記憶に新しいでしょう。
19人が襲われ、死亡者2名を出した痛ましい事件です。

犯人である岩崎隆一容疑者は犯行直後に自ら首を切り自殺。
間もなく死亡しています。

容疑者死亡であっても事件の全容は明らかにして検察に送らなければなりません。
家宅捜索などで動機の解明などを行いますが、容疑者死亡の状況では限界があるでしょう。

通常の刑事事件であれば警察の捜査終了後に容疑者の身柄を検察に送り、検察が起訴すれば裁判となります。

しかし容疑者死亡の場合、捜査資料は検察に送られますが、容疑者本人がいないので裁判のしようがありません。
よって不起訴となり、刑事事件の捜査は終了となります。

今回の京アニ放火事件の青葉真司容疑者も万が一死亡となれば、同様の結末を迎えることになるでしょう…

刑事罰が無理でも民事訴訟は出来るのか?

刑事罰が与えられないならせめて民事だけでも…!
しかし、民事訴訟での賠償請求も難しいケースが多いようです。

万が一賠償請求出来たとしても、その請求先は容疑者の親族ということになるでしょう。
今回の京アニ放火事件の犠牲者は34人います。

不謹慎ですが、殺人事件1人頭の賠償額の相場というのを調べた所、約3000万円~3500万円というのが相場になるようです。
ざっと計算して10億2000万円~11億9000万円。

更に放火をして京都アニメーション第1スタジオを全焼させています。
単純に建物だけの時価で言っても億単位になるのは間違いないでしょう。

まぁ簡単に言えばとんでもない額ってことですね。
孫正義ならスッと支払えるでしょうが、普通の人にはまず無理でしょう。

遺族や負傷した社員の補償、会社再建を含めると100億円以上が必要とみられる。
京アニは支援金などをもとにした財団設立も視野に被害回復の方法を模索している。

京アニは事件後の24日、「支援の声に応えたい」と専用口座を開設。
31日午後3時までの8日間で5万6835件の振り込みがあり、総額で11億6654万円に達した。

“引用:産経新聞”

本当に孫正義じゃないと払えないレベルの額になってますね。
※7月31日追記

カイジみたいに地下送りになっても支払える額じゃありません。
沼パチンコ当てたって圧倒的不可能です。
1玉4000円じゃなくて4万円の沼パチならいけるかな?

話が大分逸れてしまいましたね。
しかしよく考えたら民事での補償の部分は、容疑者が生きていようがいまいが不可能ですね。

このように、加害者に弁済能力が無い場合は「犯罪被害給付制度」を利用し、遺族給付金を受け取ることが出来るようです。
申請は最寄りの警察署で行えるようです。

まとめ

個人的には平成最悪の事件は1995年に起きた「地下鉄サリン事件」だと思っています。
地下鉄サリンの場合は、容疑者・被告が複数名いたり、逃亡者がいたりして事件の全ての裁判が終わるまで20年以上かかりました。

今回の事件は令和最悪の事件になる可能性がかなり大きいと思います。
しかし恐らく単独犯であり、地下鉄サリンに比べれば事件は単純であると思われます。

容疑者死亡で遺族の気持ちのやり処が無くなるような事態にならないで欲しいと思います。
本当にせめて、ですが。





2019年7月28日 京アニ放火事件の青葉真司容疑者が死亡した場合どうなるのか? はコメントを受け付けていません。 雑記