タクシー運転手が一人立ち前の研修期間にやることとは?

タクシー

無事に二種免許を取得できた新人ドライバーが巣立つまでの過程を解説します。




研修センター

新人ドライバーはトータルで10日間の研修を受けなくてはなりません。
手始めに地域の研修センターに行き、4日間の研修を受けました。

ここでの研修は地域の新人タクシードライバーが約15名ほど集まって合同で行われ、やったことと言えば教習所での学科がより実践的になったという感じでした。

講師の講義を聞くだけで、実技は一切ありませんでした。
4日間だし、夕方までで終わりだったので、教習所に比べればはるかに楽でした。

地理研修

研修センターでの研修も終わり、10日間の研修期間の残りの6日間は会社での研修となります。
まず先輩ドライバーの横に乗り、営業区域の地理を教えてもらいます。

「ここが○○病院だよ、よく出るよ」
「これが○○街道だよ、よく使うよ」
「じゃあ運転変わろうか、お客さん乗せてると思って○○病院まで行ってみよう」

みたいなことを2日間行いました。
ここでは「回送」にしてお客さんを乗せないでひたすら地理を教わる。

手が挙がっても無視して華麗にスルー!
手が挙がっても無視して華麗にスルーする為には「回送」にしないとならないのです。
これが「空車」のままだといわゆる「乗車拒否」ってやつになってしまう為です。

まぁはっきり言って次から次へと「ここが○○でここが××だ」なんて矢継ぎ早に言われても全然覚えられません!
ここで僕は悟りました。というか開き直りました。

「あぁ、こらあかんわ、全然覚えられん。
 自分でお客さん乗せるようになってから客に怒られながら地道に覚えていくしかないわ。」

※覚えるスピードには個人差があります。あくまで参考程度にして下さい。




同乗研修

いよいよ研修も最終段階。
助手席に先輩ドライバーを乗せ、実際にお客さんを乗せて営業します。

そして今までは昼間のみの研修でしたが、今回は実際に営業するようになってからと同じように通しで行いました。
通しと言うと、朝の8時から朝の4時までの20時間とかそんな感じになります。
この同乗指導を2日間行いました。

初めに先輩ドライバーが営業しているのを助手席に乗って見学。
これを3回くらいやってから、今度は自分が運転席に乗って実際に営業します。

最初は客に言われた場所がわからなかったら、自分で地図で調べて四苦八苦しながら送り届けるのかなぁなんて考えていましたがそんなことはありません。
先輩ドライバーが「そこ右ね、次の信号左ね」みたいな感じで教えてくれるので自分は運転するだけで良い。

よく考えたらそれは当たり前で、大事なお客様を新人の研修に付き合わせるわけにはいかない。
タクシーは安全かつ快適かつ迅速に送り届けるべきものなので、ちんたらしてるわけにはいかないのです。

しかしそうとわかると一気に気が楽に。
隣に超優秀なナビが乗っているので運転を頑張るだけで良いのです。





2019年7月5日 タクシー運転手が一人立ち前の研修期間にやることとは? はコメントを受け付けていません。 タクシー業務